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北京 タクシー トラブル


北京のタクシーは、ずっと主力色が赤色だったのです。しかし、昨年頃から少しずつ韓国現代製が増え始めまして、今年に入ってからは北京市内で赤いタクシーを見かける事の方が少なくなりました。これに伴って、今年の4月に北京市内で6年ぶりのタクシー運賃値上げが行われ、今まで1.6元の単位から2.0元を単位とするように改められました。また、従来運行されていた1.2元タクシーはほぼ消滅しました。

私が北京に滞在中には、従来の赤いタクシーと韓国現代製の社内が広いタクシーが同じ価格であるために、韓国現代製の車を選んで乗っていました。従来の赤いタクシーには、運転手を保護する鉄格子が運転席を囲って取り付けられており、車内は狭苦しいものでした。これは、運転手が夜間に刃物などで脅されて、現金を奪われるという事件が続出したためでした。しかし、最近の経済発展に伴ってこのような凶悪事件が減少し、韓国現代製には鉄格子が無いものも多くて、車内は非常に広く感じて快適です。


北京のタクシーにある鉄格子


車の外見と内装は大きく変化して乗客にとても快適になった事は事実ですが、一方で運転席に座っている運転手の質は何も変わっていない事もまた事実です。それは、ひと昔前に比べると運転手の質は少しは向上しているかもしれませんが、未だに「料金を騙された」とか、「遠回りされた」とかいう話は、日常的に聞いています。私も北京で何度と無くタクシーで嫌な目にあわされました。

私があった嫌な例をあげたいと思います。この日記は私の親もたまに見ていると言う事で、あんまり心配をかけたくないのですが、のちの記録のためと思って、本当の事を書いておきたいと思います。

(1)信じられない幹線道路でバック(2005年秋)
女の子3人と私で日本料理を食べに行った時の帰り道のこと。幹線道路で、幹線から降りる場所を誤って通過してしまったタクシーの運転手。通過した後になって間違えに気が付いて、幹線道路上で突然ストップ。後ろからは、高速道路と同じようなスピードで飛ばしてくる多数の車・・・・あまりに恐怖だったので、料金がかかってもいいのでそのままつききるように行ったのに、何と運転手はそこでバック!!

 みんな恐怖で震えあがりましたが、アホな運転手に何言っても聞かず。数十メートルほどバックした所で、ようやく幹線から抜ける道に入り、無事に目的地に到着。しかし、目的地では何事も無かったように料金を請求し、それに私が怒って「お前の責任なんだから、5元引け」と言ったら口げんかに。結局、支払いを行わずにとっとと去ろうとすると、運転手は後ろからどなりついてきた・・・・。それでもこの時は人数が4人だったので払わなかった。

(2)こっちの方が近いと騙す(2005年冬)
フランス人の友人と一緒に、北京の王府井に行く時の事である。私は何度もタクシーで王府井に行った事があるが、運転手は「どのように行く?大望橋まで行って地下鉄を使うのが最も近いと我々を騙す。北京のなまりが激しすぎて、大望橋という部分が良く聞き取れなかった私は「あんたに任せた」と言ってしまった。結果として、何度も行った事があるのだが大望橋という駅に降ろされて、地下鉄で王府井まで行く事になってしまった。料金は倍かかった上に、時間までも非常にかかった。

運転手にとってみれば、幹線道路を通って適当な場所に降ろすのは、短時間で大きく稼ぐ1つの方法であるわけである。このように言葉が良く分からない、もしくは北京の道を良く知らない人に対して北京のタクシーの運転手が騙すのは、非常に頻繁に起こっている。北京のタクシーに乗る度に緊張感を維持していなければならず、その都度に非常に疲れるのでほんとに何とかして欲しいものである。

(3)こっちの方が近いと騙す(2006年春)
旅行で北京に行った時に、友人と最後のお別れをしてタクシーに乗り込んで、北京空港と告げる。「北京空港に行くのであれば、3幹を通るよりも4幹を通った方が早い」などとタクシーの運転手は言う。何故だ?と尋ねると、時間はあるか?と逆に尋ねられ、3幹は今の時間帯は渋滞があるから、どうしても遅くなってしまうという。かなり怪しいと思ったが、少しぐらい騙されたところで、100元もあれば到着するだろうと思って任せる事にした。友人と別れた後の気分から、あまり細かいところまで気にしたくなかった。

それで運転手に任せる事にしたら、いつも右を曲がる道の所で何と左に曲がっている!さすがにこれではこんな奴にお金を騙される以上に、飛行機にでも乗り遅れてしまったら目も当てられない。「お前、俺を騙しただろう?」と早速吹っかけてみると、案の定顔がかなり引きつっている。その上で、地図を出してさらに捲くし立てて、最後に北京空港で配布されているタクシーの監督所の電話番号が掲載された「北京乗車監督カード」を提示して、「俺を騙したらここに電話するぞ」と脅した。

すると、それから何とか最短のルートで北京高速道路に入ってくれたようで、とりあえず到着出来るということで、まずひと安心。これぐらいの距離であれば、何とか100元かからずに到着するだろうと思いきや、北京空港に着いてからメーターを見てびっくり!メーターには105元と書かれてあった。しかし、飛行機にも乗り遅れたらまずいわけで、こんな所でもめている余裕は無いと判断し、お金を支払った。その後トランクの荷物を降ろして居る時に、運転手に「金を返せ」と20元ほど徴収した。高速代10元とあわせて90元ほど支払ったが、100元以内で収まったところでよしとしようと思った。

(4)途中でエンジンがかからなくなる(2006年8月)
北京空港の正規の乗り場からタクシーに乗車した時のこと。監督庁の職員が指差した先にあったタクシーは、旧型の赤色タクシーであり、運転手は係員と話をしている若いふざけた運転手であった・・・・ついてないなぁと思いながらしぶしぶ乗車した。この時は五道口まで乗ったのですが、この時もまた「4幹の方が近いよ」と言われる・・・・。またその手口かよ!と思いながら、3幹でいいです!と連発する。

さすがに北京空港からだと、交通監督庁の直下という事もあってなかなか騙しにくいのか、3幹でいいという事にやっとで応じる。しかし、いつわき道にそれるか分からないので、地図から目が離せなかった。何でタクシーに乗りながらいつもこんな嫌な思いをしなければならないと思いながら。彼は、携帯電話で友人と日本語で話している私を見て、中国の少数民族と勘違いをしていたようである。確かに私の顔はウイグル民族と言われる事も多いのであるが、漢民族から見てウイグル民族というのは「気性が荒い」という事で有名である。つまり、私は運転手から見て多少怖く見えたかもしれないのは都合が良かった。

幹線道路を抜けて、住宅街に入ったところの交差点で、自動車のエンジンがかからなくなった。運転手は「エイ?!」などと叫んでいる。そして私に「後ろから押してくれないか」などとアホな事を言っている。危険だ、万が一にでも自動車がバックしてきたら、目も当てられない。そこで、バックして来ても大丈夫なようにはしっこから軽く車を押してあげた。そうしたら、何と1発でエンジンがかかって車が進みはじめた。今の日本では考えられないが、中国ではこんなオンボロ車でもタクシーとして機能しているようである。

エンジンがかからなくなっただけならまだ良かったが、ここで乗車運賃のメーターまでもが表示しなくなってしまった。何たるこった!こんな中国において、乗車運賃のメーターが表示されなかったら、言い争いになっても仕方ない・・・・。案の定で、到着した時にこの運転手は20元ほどふっかけてきた。自動車の故障で車をおして時間がかかったにも関わらず、謝罪どころか20元もふっかけてくる始末である。しかし、「私は本当にお金が無い、うんぬん」と言って、10元だったら払ってあげるとお金を支払った。騙されかけて、エンジンもメーターも止まって、その上10元多く支払わされたのだった。

(5)日本人旅行者に助けを請われる

(6)タクシーが事故にあう





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